「機械学習のエッセンス」を読んだ
機械学習のエッセンスを読みました。
別に仕事で機械学習をするわけじゃないんですけど、Twitterで自分が結構前からフォローしている@hamukazuさんがMLの本を書いたらしいので(会社の金で)買って、一応一通り読みました。
前提として、私自身はそれなりに数学とPythonプログラミングの知識がすでにあります。 なので、一応全体に目を通して、気合入れて読んだのは最終章である5章だけなんですけど、個人的には結城浩先生(@hyuki)の数学ガールやJavaの入門書シリーズに匹敵するような読みやすさで、それだけでも結構価値があったんじゃないかなぁと思います。
主な対象者でいうと、「ある程度プログラミングはできるけど、数学はさっぱりなエンジニア」や「逆に数学はできるけど、プログラミングはあまりできない人」になるんでしょうかね。
大学初年度くらいの数学は身についていて、現役のエンジニアの人などは多分いきなり本格的なPythonの機械学習の本を読んでも大丈夫だと思います。
これ読んで思ったんですけどPRMLってあるじゃないですか、あれってめっちゃ要求されてる水準高いと思うんですけど、実際に最前線の機械学習エンジニアはあの程度できて当然なんですかね?それともTAOCPみたいに難しすぎて現場にはそぐわない感じの本なのでしょうか?
以上。各位がんばりましょう。